すべての行動には肯定的な意図がある
- 青井健志
- 5月24日
- 読了時間: 1分
更新日:6月5日

さて、NLPの前提その3は、
「すべての行動には肯定的な意図がある」です。
これは、一見ネガティブに見えるような行動にも、
「自分を守ろうとしている」
「大切な何かを守ろうとしている」という無意識の目的がある、
という考え方です。
たとえば、遅刻ばかりする人がいたとします。
「またか」「だらしないな」と思ってしまうかもしれません。
でもその裏には、
「プレッシャーを避けたい」
「怒られるのが怖い」
「失敗するくらいなら行かない方がマシ」
といった、**自分を傷つけないようにする“防衛本能”**が働いていることもあるのです。
つまり、行動そのものを無条件に肯定するのではなく、
「なぜその行動を無意識が選んだのか?」という“意図”に目を向けることが大切なんです。
私たちの行動は、必ずしも“最善”ではないかもしれません。
でも、その背後には「自分を守りたい」
「安心したい」「愛されたい」など
“人間らしい願い”が隠れていることがほとんどです。
この視点を持つだけで、他人の言動に対する見方が少し変わってきます。
「この人は何を守ろうとしているんだろう?」
そう考えてみると、イライラしていた相手にも
ちょっとだけやさしくなれるかもしれません。
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